ジャーナリズム崩壊

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)

日本のジャーナリズム、特に記者クラブの問題を鋭くついた作品。

これまで私は、ブランドのある新聞社やテレビの報道を信用し、
一匹オオカミのよく知らないジャーナリストを疎んじる傾向があったが、
それは誤りであると悟った。
組織に守られず、自分の名前を出して、自分の責任で報道している彼らのほうが、
ジャーナリストの姿勢として優れていると知る。

しかし記者クラブの閉鎖性は改善されるのだろうか。
インターネットとブログがメスを入れるだろうか。