2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

H2 Database の明示的ロック

H2 Database には、行レベルロックはない。テーブルレベルロックのみ。 並列性は低くなるものの、処理が高速になるので、テーブルレベルロックのみにしているようです。別途、MVCC (Multi-Version Concurrency Control) という仕組みが開発されているようで…

PostgreSQLの明示的ロック

SQL テーブルレベル 行レベル SELECT FOR UPDATE ROW SHARE 行レベルロック獲得 UPDATE, INSERT, DELETE ROW EXCLUSIVE 行レベルロック獲得 ROW SHAREとROW EXCLUSIVE は競合関係にないので、テーブルレベルでは上記SQL文は競合しない。行レベルではもちろん…

データベースの ISOLATION レベルサポート状況

必要があったので、少しデータベースの ISOLATION レベルのサポート状況を調べました。 PostgreSQL READ COMMITTED(default) SERIALIZABLE H2 READ UNCOMMITTED READ COMMITTED(default) SERIALIZABLE MySQL InnoDB READ UNCOMMITTED READ COMMITTED REPEATA…

Intermediate Boundary Events in BPMN 2.0

BPMN 2.0 の仕様策定が進んでいます。昨年夏に Beta1 が公開されそこからまだ進展していないのが気がかりですが、今年はそれに対応した製品の開発が加速するという話も聞きます。さて肝心の内容ですが、BPMN 1.2 からいくつかのアイコンが追加されています。…

「孤独死」は社会にとって大きな問題ではないが、NHKの「無縁社会」

筆者の主張するところに、大きく異論はない。死に方は自由だ。社会の問題でもない。しかし筆者のNHKの「無縁社会」に関する意見に、私は賛成しない。生と死は表裏一体でどう死ぬかを考えることは、どう生きるかを考えることに等しいと私は考えている。したが…

Namespace を使用しているXML文書に対するXPath式

NameSpace を使用しているXML文書に対する XPath 式は注意が必要です。XPath を取り扱うライブラリに対して、どのネームスペースを使用するか、予め登録する必要もありますが、それが NG であるシチュエーションもあります。たとえば、以下のSpring のXML Sc…