BPMN

マルチインスタンスタスク(続き)

まずはじめに、前回の内容に誤りがあったので訂正します。 マルチインスタンスタスクにおいて、「いくつのインスタンスが生成されるか」という指定は、"loopCardinality" 属性または "loopDataInput" 属性で指定されます。 "loopCardinality"属性が使われる…

マルチインスタンスタスク

BPMN のタスクの種類として、マルチインスタンスタスクというものがあります。プロセスにおいて、トークンがこのマルチインスタンスタスクに到達すると、タスク(インスタンス)が複数生成されます。たとえば「確認」というタスクがあって、これを複数の人が…

タスクの種類

XPDLでは、タスクに複数の種類があります。ひとまず仕様書を抜粋して、一覧にしました。ちょっと違いの分からないものがいくつかあります。 TaskService A Service Task is a Task that provides some sort of service, which could be a Web service or an …

XPDL と Questetra BPM Suiteのデータ形式の比較(続き)

先日の簡単なプロセスモデルを、今度はXPDLで表現します。概略は以下の通りです。 (XPDL2.1に対応した手頃な XPDL エディタを見つけれていないので、仕様書等を参考に手書きしています) <Activities> <Activity Id="1"> <Event> <StartEvent Trigger="None" Implementation="Other" /> </Event> </Activity> <Activity Id="2" Name="Compose Acceptance Message"> <Implementation> <Task> <TaskUser> </taskuser></task></implementation></activity></activities>

XPDL と Questetra BPM Suiteのデータ形式の比較

簡単なプロセスモデルを用いて、XPDLとQuestetra BPM Suiteのデータ形式を比較します。以下のように、開始イベントとタスク・終了イベントが直列に並んだだけのプロセスモデルを考えます。このプロセスモデルをQuestetra BPM Suiteのデータ形式で表現した場…

Questetra BPM Suite のプロセスモデルをXPDLで表現する(まだまだXPDLの勉強中)

TaskもEventもGatewayも。子要素で区別される。 Flowは。FromとToでどこからどこに接続されているか表現される。 XPDLのTaskには8種類あるが、Questetra BPM Suiteのタスクはか。 描画情報はで表現される。

エンジンがどう動作すべきかにも言及している BPMN 2.0

先日、BPMN 2.0 では Intermediate Boundary Events は大きく2種類に分かれると書きました。例外フローに移行した場合、タスクやサブプロセスがキャンセルされるかどうかで、2種類に分かれます。同じことを BPMN 1.2 で表現できるのかどうか調べてみました。…

Intermediate Boundary Events in BPMN 2.0

BPMN 2.0 の仕様策定が進んでいます。昨年夏に Beta1 が公開されそこからまだ進展していないのが気がかりですが、今年はそれに対応した製品の開発が加速するという話も聞きます。さて肝心の内容ですが、BPMN 1.2 からいくつかのアイコンが追加されています。…